当院は、2019年4月11日に日本産科婦人科学会より着床前診断実施施設として認可を受け、同年12月26日に「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設(ART実施施設)として承認されました。
本研究は、2019年12月21日に藤田医科大学ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査部会から承認され、日本産科婦人科学会の研究計画書を遵守して実施します。その主目的は、着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性を科学的に検証すること(PGT-Aが登録症例あたりの妊娠22週時の妊娠継続率を改善するか否かの検証、など)です。そのため、PGT-Aを実施しない治療周期との比較が必要であり、今回、当院でARTを実施した方々の中で、背景が類似する場合の成績を収集することになります。
本研究への協力を望まない患者様は、その旨を当院(院長)までお申し出下さいますようお願いいたします。