厚生労働省から『新型コロナウイルス感染症対策 ~妊婦の方々へ~』の改訂版が2021年2月17日に公表されました。その概要をお伝えします。
〇感染が妊娠に与える影響〇
妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わりません。
〇妊婦の感染が胎児に与える影響〇
新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への感染はまれだと考えられています。
妊娠初期または中期に新型コロナウイルスに感染した場合に、ウイルスが原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性は低いとされています。
〇日頃の感染予防〇
一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。